研究課題/領域番号 |
10480039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
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研究分担者 |
藤岡 完治 京都大学, 高等教育教授システム開発センター, 教授 (90030048)
生田 孝至 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (20018823)
梶田 正巳 (梶田 正己) 名古屋大学, 教育学部, 教授 (70047231)
西村 昭治 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (30207493)
浅田 匡 神戸大学, 発達科学部・附属人間科学研究所, 助教授 (00184143)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 10,600千円 (直接経費: 10,600千円)
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キーワード | 文脈 / 教授学習過程 / 柔軟性 / メディア / コンピュータ / エスノグラフティー / 教育測定 / 参加観察法 / エスノグラフィー / エスノメソドロジー / インターネット / インターカルチュラルコミュニケーション / 観察 / プロトコル / ポートフォーリオ / クラスター分析 / 協調的行動 / 固有性 / 新しい教育測定法 / コンピュータ通信 / エスノメソドロシー / 認知地図 |
研究概要 |
教育測定といえば、従来から紙と鉛筆による、期末に行なわれるテストと相場が決まっていた。しかし、測定の中心が教授学習過程に移り、学習の中心が集団からの学びに移っていくにつれて、従来の測定方法では間に合わなくなってきた。更に、マルチメディア、インターネットなどの普及につれて、遠隔型の授業もオンキャンパスの授業と同様に普及しつつある。この段階からはどうしても、教師が後に退いた、学習者の能動性を重視した学習が中心となる。 これからの教育活動の測定は、それの成果及び改善のどちらを目的としようと、授業中の測定が中心となる。むしろ、授業の質の評価を生徒の側からすることになる。我々の研究は、それが、授業そのものを対象としていようと、あるいは、授業との類似した場面であろうと、リアルタイムで処理されているその場における測定にターゲットをしぼって行なわれた。視聴覚機器を映像提示の機器と見るだけでなく、測定の機器と見立てたのもこのためである。また、エスノメソドロジカルな測定は試行錯誤の結果であるが、保育、老人ホームにおける活動を中心に重要な成果を得た。授業がますます個性的な表現をされる今日、必然的に、授業の測定も個性的にならねばならない。
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