研究課題/領域番号 |
10480043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大高 泉 (大たか 泉) 筑波大学, 教育学系, 教授 (70176907)
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研究分担者 |
藤田 剛志 千葉大学, 教育学部, 助教授 (90209057)
鶴岡 義彦 千葉大学, 教育学部, 教授 (80172063)
江口 勇治 筑波大学, 教育学系, 助教授 (50151973)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 環境教育 / ドイツ / アメリカ / 科学館 / カリキュラム / 学校教育 |
研究概要 |
多面的な研究を行い、そのうち特に次の様な研究成果を上げた。 1.特に1990年代のドイツの学校教育における環境教育の展開を、環境教育政策、環境教育の実践状況、学習指導要領及び教科書における環境テーマの扱いの実態から探り、2000年代のドイツの環境教育の基底がリオ会議(1992年)で明確になった「持続可能な開発」の概念にあることを明らかにした。 2.ドイツと日本の高校生における「環境」概念の相違について調査し、その特性を明らかにした。 3.アメリカカリフォルニア州の学校教育における環境教育カリキュラムを分析し、体系化の原理を解明した。 4.アメリカ、カナダの環境教育の新しい流れであるディープ・エコロジー思想を高等学校生物に導入し、その可能性と問題点を解明した。 5.アメリカ社会科のスタンダードにおける環境教育の系統性について解明した。 6.高等学校物理におけるエネルギー教育の体系を実践に基づき提案し、高等学校化学における人間の連帯感の育成を重視した環境教育プログラを構想し実践し、その可能性と問題点を明らかにした。 7.科学館の参加体験型展示を活用したエネルギー教育の実践プログラムを実践に基づき提案した。 8.環境教育におけるインターネット活用の内、特に動画データの積極的利用方法を検討し、方向性を提案した。
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