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ライブメッセージ伝達のための実時間3次元顔表情生成の研究

研究課題

研究課題/領域番号 10480064
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 計算機科学
研究機関立命館大学

研究代表者

田中 弘美  立命館大学, 理工学部, 教授 (10268154)

研究分担者 徐 剛  立命館大学, 理工学部, 助教授 (90226374)
篠田 博之  立命館大学, 理工学部, 助教授 (40278495)
研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード3次元顔表情生成 / 拡張仮想感 / 複合現実感 / 実写融合 / 曲面変形 / メッセージ伝達 / 3次元表情生成
研究概要

イメージ系の情報を中心とした臨場感通信は次世代3次元画像通信として社会的に大きな期待がかけられている。顔表情は感情とテキスト(文字言語情報)からなる「メッセージ」を伝達しており、人間同士の自然で円滑なコミュニケーションの実現のために本質的な役割を果たす。本論文では、顔表情生成の主体となる眼と口唇部分の幾何構造と動きの特徴を顔の3次元形状変化と表面の動き変化を観測した顔動画像を分析し、それぞれの部位の動きの特徴と複雑さに応じて、実写融合法あるいは形状変形法のいずれかを選択することによりライブの顔表情を実時間で再現する複合現実感を用いる3次元顔表情生成法を提案する。感情伝達の主体である眼領域の動きは微妙で複雑でありながら、表情変化に伴う3次元形状変化が小さいことから、筆者の提案による「拡張仮想感」を用いて、顔の3次元CGモデル上に表情変化を観測したライブ映像を融合することにより生成する。一方、テクスト伝達の主体となる口唇表情は、形状変化が大きく3次元モデル自体の変形が必要であるため、位相幾何学のホモトピーに基づく曲面変形法を用いて、画像分析により抽出した口輪筋の動き特徴に基づいて発話に忠実な3次元口形状を滑らかに効率的に生成する。臨場感通信を指向した提案手法を実装し、ライブメッセージを伝達する実時間3次元顔表情生成システム実現の可能性を明らかにする。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 田中弘美,小野一義,足立裕昭,石澤彰: "ライブメッセージ伝達のための複合現実感を用いる3次元顔表情生成"電子情報通信学会論文誌. Vol.J81 D-II No.5. 832-840 (1998)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 田中弘美、小野一義、足立裕昭、石澤彰: "ライブメッセージ伝達のための複合現実感を用いる3次元顔表情生成"電子情報通信学会論文誌. Vol.J81 D-IINo.5. 832-840 (1998)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 田中弘美, 小町一義, 足立裕昭, 石澤彰: "ライブメッセージ伝達のための複合現実感を用いる3次元顔表情生成" 電子情報通信学会論文誌. Vol.J81,D-IINo.5. 832-840 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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