研究概要 |
研究代表者らはユーザが日常生活の中で自然に獲得している技術や動作を,ヒューマンインタフェースの設計・構築に活用することに関する研究を行っている.本研究計画では,特に視線方向と頭部の動きを用いたコミュニケーションインタフェースの開発と評価を行い,さらにユーザの意図を把握しながらユーザのタスクを支援するシステムを開発した.その過程において,ファジィ推論による感情データの分析,最大エントロピー原理を用いた確率的ネットワークの学習,ファジイ推論によるユーザモデル,推論システムにおける信念修正の理論等の,理論及び応用に関する研究成果が派生的に得られた. 主な成果: 1.視線と頭部ジェスチヤを用いたコミュニケーションインタフェース 2.情報提示におけるマルチモダリティの効果に関する評価 3.協同描画環境における利用者間のコミュニケーションに関する考察 4.デジタル動画像におけるトランジション効果の評価 5.ファジィ推論による感情データの分析と推論規則の評価 6.確率的ネットワークの学習とその数理的性質 7.ファジィ連想記憶システムの動作識別への応用 8.可能性理論における信念更新の形式化 9.確率的ネットワークを用いたGUI環境における知識発見支援システム
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