研究分担者 |
足立 守 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (10113094)
田中 哮義 京都大学, 防災研究科, 教授 (70293959)
椎葉 充晴 京都大学, 工学研究科, 教授 (90026352)
入江 功 九州大学, 工学部・建設都市工学科, 教授 (40071021)
吉中 龍之進 埼玉大学, 工学部・地盤工学実験施設, 教授 (00008822)
岩田 好一朗 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (10029150)
柴田 明徳 東北大学, 災害制御研究センター, 教授 (30005251)
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研究概要 |
・実時間災害対応情報ネットワーク構築に関する研究:情報伝達のネットワーク内インターネットによる情報公開,連絡網の持つ即時性,データ蓄積の便利性に着目し,自然災害総合研究班では独自のWWWページを開設し,災害情報の提供を始めた.ここでは,自然災害科学に関与する研究者とその専門分野に関する情報,それぞれの研究者がそれぞれの立場から即時的にこのページに新しい情報を提供するシステムを完成した.さらに,実時間の災害時情報伝達のシミュレーションを行い,防災機関が情報を受けた後それを発信するプロセスによって,防災機関の情報処理負荷,情報伝達経路の集中度,情報処理の遅れが防災活動に与える影響などを明らかにした. ・災害研究者の相互教育連携体制:各専門分野の全国の研究者が相互に連携を取りながら,より総合的に災害研究を効率あるものにするための体制のあり方を検討した.特に,各地域にあっては,その地区特有の自然的条件を踏まえ,情報の収集と研究交換を進めた. ・京都大学との協力の下で,災害科学総合研究班が公表してきた独自の災害情報データベースのWWWページをさらに拡充し,利用の便を上げ,誰でもどこからでも利用できる体制を整えた.
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