研究課題/領域番号 |
10554008
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
川越 清以 神戸大学, 理学部, 助教授 (40183785)
|
研究分担者 |
須山 本比呂 浜松ホトニクス, 電子管事業部, 部員(研究職)
野崎 光昭 神戸大学, 自然科学研究科, 教授 (10156193)
武田 廣 神戸大学, 理学部, 教授 (30126114)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
1999年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1998年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
|
キーワード | HPD / カロリメータ / 光検出器 / プレシャワー / シャワーマックス / シンチレータ / タイルファイバー / 粒子検出器 |
研究概要 |
ハイブリッド式光検出器(以下HPD)は、強磁場中で利用可能で、単光電子(single photoelectron)も検出可能であることが我々の研究からわかっている。この研究課題では,HPDを実際の測定器(カロリメータ)に応用するための開発研究と性能評価を目的とした。 平成10年度 HPD本体および周辺機器の開発研究 ・HPDの基本性能(応答の線形性、増幅率のの温度依存性、長期安定性など)のテストを行った。 ・低ノイズの前段増幅器を用いたHPD信号の読み出し回路を製作した。 ・波長変換ファイバーを用いたシンチレータ光の読み出し法の開発研究を行った。 平成11年度 粒子検出器プロトタイプの製作と性能評価 ・昨年度までの研究成果に基づき、カロリメータの前置検出器のプロトタイプ(プリシャワー検出器、シャワーマックス検出器)を製作した。 ・米国フェルミ国立加速器研究所に前置検出器プロトタイプと、以前われわれが作成したハドロンカロリメータを持ち込み、ビームテスト実験を行った。 ・ビームテスト実験のデータ解析を行い、カロリメータ前置検出器の性能評価を行った。満足できる性能が得られることを確認し、国際学術誌に投稿した。
|