研究課題/領域番号 |
10555061
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
古川 明徳 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (30112410)
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研究分担者 |
黒川 淳一 横浜国立大学, 工学部, 教授 (40017976)
菊山 功嗣 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (90023192)
清水 幸丸 三重大学, 工学部, 教授 (20023202)
辻本 良信 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (50112024)
田中 正人 東京大学, 工学系研究科, 教授 (10011131)
WATANABE Masao Faculty of Engineering, Ass.Professor
YOSHIDA Yoshiki Osaka Univ., Fac.of Eng., Ass.Prof.
TSUKAMOTO Hiroshi Kyushu Ins.Of Tech., Fac.of Eng., Prof.
MAEDA Takao Mie Univ., Fa.c of Engineering, Ass.Prof. (80238865)
HASEGAWA Yutaka Nagoya Univ., Fac.of Eng., Ass.Professor
MATUI Jyun Yokohama Nat.Univ., Fac.of Eng., Ass.Prof. (40251756)
SUZUKI Ken Tokyo Univ., Fac.of Engineering, Ass.Prof. (50251351)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
12,600千円 (直接経費: 12,600千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1998年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
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キーワード | ターボ形ポンプ / 水車 / 風車 / キャビテーション / 失速 / 渦 / 圧力脈動 / 軸振動 |
研究概要 |
本研究は,極限運転下における不安定流動現象の解明とその予知・制御技術の開発を,工業上,重要かつ将来を開く課題として考え,流体工学および流体機械の専門家がチームを編成して総合的に検討し,アクティブまたはパッシブ制御化されたターボ機械開発への指針を見出すことを目的とした.具体的には,(1)極低圧・低流量運転下でのポンプインデューサのキャビテーション脈動発生域と発生様相ならびにその回避・制御,(2)超高圧用極低比速度ポンプの右上がり揚程特性に及ぼす設計パラメータの影響と最適パラメータ選定による制御,(3)極低吸込み圧下ポンプインデューサでキャビテーションが引き起こす不安定現象解析法の開発とスィープ翼採用による回避効果,(4)低落差水力タービンドラフトチューブ内の渦崩壊に伴う非定常特性とその抑制,(5)極限風況下における風車回転翼の動的失速現象とそのときの翼力評価と失速制御,(6)ターボ機械の超高速運転下での振動と安定性制御およびすべり軸受性能の高精度予測と安定限界の改善,(7)ディフューザポンプの動静翼干渉による圧力脈動発生機構の解明とその低減方法を個々に調査し,その成果を総合的そして普遍的な観点から討議して,現象解明とその予知・制御技術開発への指針を明らかにした.
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