研究課題/領域番号 |
10555205
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 東北大学 (1999) 新潟工科大学 (1998) |
研究代表者 |
持田 灯 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00183658)
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研究分担者 |
富永 禎秀 新潟工科大学, 工学部, 助教授 (00278079)
佐藤 洋 東北大学, 大学院・工学研究科, 講師 (10260423)
吉野 博 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30092373)
高橋 正男 水澤化学工業株式会社, 中条工場生産技術部, 次長(研究職)
青木 泰伸 地域振興整備公団, 産炭地域振興事業部, 調査役(研究職)
清水 敬二 新潟工科大学, 工学部, 教授 (50143813)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
10,900千円 (直接経費: 10,900千円)
1999年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1998年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 飛砂 / 地表面粗度 / 産業廃棄物 / 野外実測 / 風洞実験 / 数値流体力学 / 環境障害 / 防止対策 |
研究概要 |
本研究では、産業廃棄物(酸性白土から石鹸等の化学製品を製造する過程で生成される土塊(粒径5〜30mm)。無害)を散布することにより、地表面の粗度長を大きくして地表面付近の風速を減じ、飛砂発生を制御するという新しいタイプの飛砂防止対策の実用化を図った。 (1)沿岸部の飛砂の実態調査 ・沿岸部の砂地における飛砂の現状を、風速・風向・飛砂量等の長期測定等により調べた。 (2)飛砂に関する風洞実験 ・風洞内に砂を敷き詰め、風速を段階的に増加させることにより、限界風速・限界摩擦速度等に関するデータを採取した。 ・次に、風洞床面上に砂を敷き詰め、産業廃棄物の土塊を散布し、その飛砂防止効果を確認した。 (3)CFDによる飛砂メカニズムの解明 ・CFDにより、上部風速と地表面の粗度及び砂面限界摩擦速度等の関係、周辺の地形や建物の影響等について系統的に検討した。 (4)飛砂防止工法の最適化 ・上記(2)、(3)の結果をもとに、本飛砂防止工法で散布する土塊の粒径、散布密度、散布位置の最適化を行った。 (5)現場測定による本工法の有効性の検証 ・実際の砂地造成地に、産業廃棄物である土塊を散布し、風速・飛砂量の測定結果により、本工法の飛砂防止効果を確認。 また砂地緑化の効果を確認するために、砂地や砂浜に種子を植え、生育状況を観察した。 (7)効率的な施工方法の検討 ・今回の飛砂防止方法では、土塊をいかに均一に安価に散布するかも重要な問題となる。ここでは建設工事用のクローラダンプを応用した施工方法を開発し、試験施工によりその有効性を確認した。
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