研究課題/領域番号 |
10555329
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
高分子構造物性(含繊維)
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
奥山 健二 東京農工大学, 工学部, 教授 (30038020)
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研究分担者 |
勝部 幸輝 東京農工大学, 高輝度光科学研究センター, (研究職)参与
野口 恵一 (野口 惠一) 東京農工大学, 機器分析センター, 講師 (00251588)
神鳥 成弘 (神鳥 茂弘) 東京農工大学, 工学部, 助教授 (00262246)
東 常行 理学電機(株), X線研究所, (研究職)部長
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 繊維状高分子 / 結晶性高分子 / 繊維回折 / X線回折 / 結晶構造解析 / ファイバーディフラクション / GUI / イメージングプレート / 強度測定システム / ファイバーデイフラクション / 纎維状高分子 / 纎維回折 / X線回析 / 組織回析 / X線強度測定システム |
研究概要 |
本研究の目的は、代表者等が完成させた研究室レベルでのイメージングプレートを用いた結晶性高分子のためのX線構造解析システムのGUI(Graphic User Interface)化とシステムの改良を進め、世界的に通用する解析システムに進化させることにある。4年間の研究期間中におけるPCの高速化、廉価化などの環境変化により、最終的なシステムでは、強度データ処理部とそれを使っての解析部の2つに分け、前者はWSで、後者は時間のかかる部分であるので複数の廉価なPCで行えるようにした。本研究では主に解析部の改善を行い、他のシステムで得た強度データでも利用できる汎用的なシステムにした。以下に研究成果をまとめる。 (1)構造解析ソフトであるLALSプログラムを再構築し、内部矛盾、マイナーな欠陥を修正し、Windows上で走るようにした(WinLALS)。また、今後の大改修、改変が可能な状態にした。これまでサンプル毎に適した配列を持つプログラムをコンパイルする必要があったが、大容量のtrigonalとBessel版を用意することで簡単化した。 (2)大量かつ複雑なLALSへの入力データは、Windowsの画面上で直感的に入力できるようにGUI化し、入力済みデータの編集も可能にした(PreLALS)。 (3)PreLALSとWinLALSはキトサンやPTMSなどの構造既知の化合物を解析してみることでその操作性をチェックした。
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