研究課題/領域番号 |
10557004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
内匠 透 神戸大学, 医学部, 講師 (00222092)
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研究分担者 |
芝野 俊郎 第一製薬株式会社, 創薬第二研究所, 主任研究員
松田 博子 関西医科大学, 医学部, 教授 (10181736)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1999年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1998年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
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キーワード | 不整脈 / 心筋 / トランスジェニックマウス / Kチャネル |
研究概要 |
3つのレベルでの検討を行い、以下の点を明らかにした。 1、哺乳類培養細胞における検討 (1)D77NIskドミナントネガティブ変異体は、哺乳類培養細胞に発現したHERG電流も抑制した。 (2)IskはHERG及びKvLQT1と結合することを生化学的に証明した。 2、マウス単離心筋細胞における検討: (1)マウス単離心筋細胞を用いて、電気生理学的に遅延性カリウム電流(I_K)の二つの成分(早い成分(I_<Kr>)と遅い成分(I_<Ks>))を同定した。 (2)マウス単離心筋細胞にIskアンチセンス及びD77NIskドミナントネガティブ変異体を導入することにより、遅延性カリウム電流(I_K)電流の抑制を確認した。 (3)マウス単離心筋細胞にD77NIskドミナントネガティブ変異体を導入することにより、活動電位持続時間の延長を確認した。 3、トランスジェニックマウスにおける検討: (1)心筋特異的プロモーター支配下のD77NIskドミナントネガティブ変異体を用いて、トランスジェニツクマウスを作製した。 (2)トランスジェニックマウスの心臓においてIskトランスジーンの強い発現を確認した。 (3)このマウスを用いて、心電図及び単離心筋細胞を用いた電気生理学を解析した。
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