研究分担者 |
及川 昭文 総合研究大学院大学, 教育研究情報資料セ, 教授 (30091888)
小松 幸廣 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (50241229)
吉岡 亮衛 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40200951)
加納 千恵子 筑波大学, 文芸言語学系, 助教授 (90204594)
鈴木 庸子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00216459)
山元 啓史 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (30241756)
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配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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研究概要 |
本研究の目的は,これまで開発してきたCASTEL/Jの日本語教育用データベース(漢字辞書,筆順辞書,単語辞書,用例辞書等の辞書,新書,科学読み物,白書,新聞,台本等の著作物)をマルチリンガル化し,英語文化圏外の広範囲な日本語教育関係者の利用に供することである。本研究は4年間の実施計画で進行し,今年度が最終年度である。 高品質かつ大量な日本語教育用データベースの開発研究は。これまでに,データベース化,マルチメディア化,そしてCD-ROM化と普及・流通活動へと,継続的に改良し展開してきた。本研究は,CASTEL/Jデータベースをマルチリンガル化し,このデータベースを英語文化圏外の広範囲な日本語教育関係者の利用に供することである。具体的には,これまで日本語と英語が主体となっているCASTEL/Jデータベースを,スペイン語,ポルトガル語,ドイツ語,イタリア語で支援するシステムに改良することを試みた。 本研究を終えて,「より多くの(対象人数)」,かつ「より広範囲な(対象地域)」日本語教師及び学習者に,CASTEL/Jデータベースが利用できるようになった。しかし,当初の研究計画を振り返りつつ,開発したシステムを評価すると,基本語のマルチリンガル表記(綴り方や表記法)が,現時点でまだ完全とは言えず,今後の課題である。
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