研究課題/領域番号 |
10558048
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石塚 満 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50114369)
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研究分担者 |
伊庭 斉志 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40302773)
土肥 浩 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助手 (90260504)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
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キーワード | 擬人化インタフェース / インタフェースエージェント / マルチモーダルインタフェース / 音声WWWブラウザ / マルチモーダルプレゼンテ-ション / マルチモーダルプレゼンテーション / 擬人化エージェント / マークアップ言語 / WWW / 音声駆動WWWブラウザ |
研究概要 |
現在主流のCUIを超える各種の新形態のインタフェースの研究開発が行われるようになっているが、我々は人間のface-to-faceコミュニケーションをメタファにしたマルチモーダル擬人化インタフェースに注目し、研究開発を行った。特に、進展しつつあるWWW情報環境に適合して有効に使用できる形態にし、実用的価値を高めた。 以前より我々が開発してきた、3Dモデル上にテクスチャマッピングした自然感の高い顔を持ち音声会話能力を持つVSA(Visual Software Agent)システムを基盤として、これをNetscape WWWブラウザに結合した。これによって巨大な情報コンテンツの宝庫であるWWW情報空間の新形態のインターフェースを具体化した。単にインターフェースとしてだけでなく、WWWページに埋め込まれた自然感の高い顔を持つ擬人化エージェントがユーザと簡単な音声対話によるインタラクションを行う、WWW上の新形態のマルチモーダル情報コンテンツを実現するシステムVPA(Visual Page Agent)の開発も行った。これと関連して、新しい情報コンテンツとしてCGキャラクタを用いたマルチモーダルプレゼンテーションの実用性に注目し、これを誰でもが共通の記述形式で簡単に記述することを可能にするマークアップ言語MPML(Multimodel Presentation Markup Language)の設計、処理系の実装を行った。MPMLはXML準拠のマークアップ言語であり、WWW上での流通にも適している。MPMLと関連ツールは実用レベルになっており、広く使用できるように公開ソフトウェアとしている。
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