研究課題/領域番号 |
10559022
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
吉岡 亮衛 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (40200951)
|
研究分担者 |
坂谷内 勝 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (70187053)
清水 克彦 国立教育研究所, 教育指導研究部, 室長 (00192609)
小松 幸廣 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (50241229)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
|
キーワード | アンケート / 調査 / WWW / インターネット / リアルタイム処理 / システム開発 / ブラウザ / パソコン / WWW 査 |
研究概要 |
本研究の目的は、インターネットを利用したアンケート調査が簡便に行えるようにするためのシステムを開発することである。具体的には、アンケートの様々な回答条件の設定に対応した調査フォームをHTML(Hyper Text Markup Language)文書として作成することができ、入力された回答データをリアルタイムにサーバ上に蓄積し、指定の形式で情報を取り出すことができる調査システムの開発を支援するシステムを開発することである。これにより、目的に応じた調査形式のアンケート調査が、インターネットを通して行えるようになり、調査における距離と時間と費用の問題を大幅に軽減できることになる。本研究では具体的に次のように研究を進めた。 1.標準化案の決定 データ形式、ファイル形式、文字種、回答方式、入力方式、データ格納形式、データ回収方法等について、現状のインターネット利用環境とサーバ側の処理システムを考慮し、できるだけ標準的な形式を定める。様々な分野で行われる調査に対応した設問及び回答データが取り扱えるように標準化案を決定した。 2.システム仕様の決定 標準化案を満たすシステムの仕様を決定する。その際、インターネット・ブラウザで表示できる言語仕様であるHTMLの文法規則に合わせ、より多くのブラウザに対応できるものとした。 3.システムの開発 パソコンの機種やオペレーティングシステムが異なっても、インターネット・ブラウザが利用できる環境ならば、だれもが回答できる画面を作り出すシステムを開発した。また、回答データは自動的にサーバに蓄積されるようにするとともに、過去のデータを参照して入力が可能となるようにした。 4.調査の試験的試行 平成10年度の国立教育研究所情報調査においてモニター試験を行った。 5.システムの開発・改良 前年度開発したシステムについた不具合な点を改良した。具体的には、サーバ上で管理する回答データファイルのバックアップ方法をより短時間で完了する方式に変更した。また、Netscapeブラウザによる入力が可能となるようにした。 6.調査の試験的試行 平成11年度国立教育研究所教育情報調査においてモニター試験を行い、当初の予定通り機能することを確認した。 7.マニュアル及び報告書の作成 利用者の便を考えて、操作マニュアルを作成し、報告書の中にマニュアルを含めた。
|