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南インド・タミルナードゥにおける大衆的「バクティ」の成立と初期の展開

研究課題

研究課題/領域番号 10610017
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 印度哲学(含仏教学)
研究機関東北大学

研究代表者

山下 博司  東北大, 助教授 (20230427)

研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードバクティ / タミルナードゥ / ヒンドゥー教 / 南インド / タミル語 / タミル文学 / インド思想 / ナーヤナール / シヴァ派 / ヴィシュヌ派 / アールワール / ナーヤンマール(ナーヤナール)
研究概要

今年度は、前年度の成果をもとに、初期のバクティ運動がどのような文化的・思想的背景のもとに興隆し、どのような担い手に担われ、それ以降の展開を遂げていったかについて考究した。
具体的には、初期のバクティの詩人たち(7世紀から9世紀に生きたナーヤナールたちやアールヴァールたち)の出自、出身地、詩作の場所などを、各宗教詩文学作品から丹念に抜き出し、年表、地図などの具体的資料の上で跡づけ、初期のバクティ運動の経緯について、実証的に親展のあとを辿った。
上の成果は、タミル語の文献を精読し、出来る限り和訳を施す作業を通じて得られたものである。この成果をもとに、1999年には、日本南アジア学会設立10周年記念叢書の一環としてインド・デリーのインド学系出版社マノーハルから刊行された、辛島昇東京大学名誉教授の編になる英文の研究書に論文を寄稿した。これは、初期のバクティが興る直前の南インド・タミルナードゥ地方の宗教事情を、古典タミル語文献をもとに考察したものである。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 山下博司: "密教と南インド-古代インドの地域区分の問題にも触れて-"密教文化研究所紀要. 別冊2号. 189-208 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] Noboru Karashima: "Kingship in Indian History"Manohar. 271 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 辛島 昇: "歴史の旅-南インド"山川出版社. 210 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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