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景観形成の美学的・価値論的戦略ならびに基準形成のための基礎的調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 10610045
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学(含芸術諸学)
研究機関広島大学

研究代表者

金田 晉 (金田 晋)  広島大学, 総合科学部, 教授 (50034591)

研究分担者 STYCZEK Ursz  広島大学, 総合科学部, 助手 (60304367)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード景観形成 / 風土 / 美意識 / 間主観性 / 関心性 / 都市 / 都市景観 / 地場産業 / 時間
研究概要

間主観性の美学が、景観、特に都市景観の種々相を視界に入れながら、追求されるべきである。この調査研究によって、私たちは近代美学のパラダイム・シフトを促すことができる。私たちはこのシフトを、「私の」美学から「私たちの」美学へ図式的に要約することができる。また無関心の美学から関心性の美学へと言い直すこともできる。
研究は3部門から成り立つ。
1)原理論的研究。空間構成の問題、身体の有する内発的なキネーシス感覚をもとにした空間把握の現象学的研究。造形の論理としてのフォルムの問題。「よい景観」という価値の構造を研究する。
2)ミュトロジカル研究。原理と応用を媒介するミュトロジカルな世界の解明。本研究では、空間のミュトロジーとして、水が景観形成の中でどのようなミュートスを形成してきたが、時間のミュートスとして、歩くという活動がいかなるミュートスをつむぎだしてきたか、を考察する。従来の景観論、風景論はこの分野が未開拓である。金田は今後この分野を開拓を軸に景観形成を考えてゆきたいと考えている。
3)臨床学的研究
金田は、臨床学のロケーションを広島市の中心地紙屋町地区と東広島市酒蔵通りに限定。ポーランドの諸都市や日本国内の諸都市への視察を参考にした。きわめて具体的な問題解決が求められており、金田は指導的な発言をしてきた。特に、紙屋町は2001年にオープンする。また東広島市西条駅前は、駅と大学通りとの間の整備がすすんで、同年に両者がはじめてつながる。この方面についての基本的考え方を提出した。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (21件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (21件)

  • [文献書誌] 金田 晉: "想像力の現象学"現象学年報(日本現象学会). 14. 1-15 (1996)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 金田 晉: "美と時間性"研究報告1993-1996(広島大学比較文化研究室). 1-13 (1996)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 金田 晉: "像・イメージ・かたち"美学(美学会). 198. 1-12 (1999)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 金田 晉: "名井萬亀・修羅が走った"発掘名井萬亀展図録(広島県立美術館). 8-13 (2000)

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  • [文献書誌] 金田 晉: "美的価値についての現象学的考察"人間存在論(京都大学大学院人間環境学研). 6. 77-92 (2000)

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  • [文献書誌] 金田 晉(共著): "水の総合科学"三共出版. 197 (2000)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 金田 晉(編著): "芸術未来へ-芸術学100年-"勁草書房. 240 (2000)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu: "Phenomenology of Imagination"GENSHOGAKU NENPO. 14. 1-16 (1997)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu: "The Beautiful and Time"Study-Report 1993-1996. 1-13 (1997)

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    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu: "On the Form-Problem"BIGAKU (Aesthetics). 198. 1-12 (1999)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu: "NAI Manki ・ Asura ran through"Exibition-Catalogue of Hiroshima Prefectural Museum. 8-1 (2000)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu: "The Phenomenological Inquiry on the Esthetic Value"HUMAN ONTOLOGY. 6. 77-92 (2000)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu (et al.): "The Integrated Sciences"SANKYO-PUBLISHERS. 197 (2000)

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      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANATA, Susumu (et al.): "The Art-For the Future"KEISO-PUBLISHERS. 224 (2000)

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    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 金田 晉: "像・イメージ・かたち"美学(美学会). 198. 1-12 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 金田 晉: "名井萬亀・修羅が走った"発掘名井萬亀展図録(広島県立美術館. 8-13 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 金田 晉: "美的価値についての現象学的考察"人間存在論(京都大学大学院人間環境学研). 6. 77-92 (2000)

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      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 金田 晉(共著): "水の総合科学"三共出版. 197 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 金田 晉(編著): "芸術未来へ-芸術学100年"勁草書房. 229+ii (2000)

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      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 金田晋(共碁): "'98 芸術ひろしま" 財団法人広島市文化振興事業団, 168 (1998)

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      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 金田晋(編碁): "芸術 未来へ!" 剄草書房, 300 (1999)

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      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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