• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

阪神大震災の文明論的意義-都市神戸における「近代の終焉」の実証

研究課題

研究課題/領域番号 10610172
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関神戸大学

研究代表者

岩崎 信彦  神戸大学, 文学部, 教授 (20086052)

研究期間 (年度) 1998 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード阪神・淡路大震災 / 都市災害 / 震災復興 / ボランティア / NPO / 市民社会 / 阪神大震災 / まちづくり / 文明論 / 災害復興 / 被災生活 / 災害記憶 / 災害 / 住宅
研究概要

2001年7月1日、震災後6年半を経た夏、本研究の定点調査の対象地であった神戸市長田区鷹取東地区は、被災地で最も早く復興区画整理事業の完工記念式典を挙行した。多くの困難を乗り越えてきた地元住民の喜びはひとしおのものがあった。それでも、復興を果たせないままに取り残された空き地が点々と見られ、また、住宅や営業の再建を達成した住民の前途はなお借金返済、営業不振で多難な状態である。
本研究の最終年度にあたり、研究課題である「阪神大震災の文明論的意義-都市神戸に置ける「近代の終焉」の実証」を達成するための総合的考察を行なった。その要点は以下のようである。
1 震災被害の実態は、社会的貧困の集積されているインナーシティに集中した。
2 各種の現代的都市災害が発生したが、発生時刻が未明であったことによって最低限に抑えられた。
3 神戸市の都市経営は典型的な発展を示していたが、それによって防災対策が後回しにされてきたことは否定できない事実であった。そして、復興の方策においても都市経営的な態度を続け、多くの問題を引き起こしている。そういう意味で、近代化の先頭を走ってきた都市神戸はまさに「近代の終焉」を体現している。
4 市民も防災への備えを忘れ大きな苦難を経験したが、困難のなかに復興に取り組んできた。ボランティア、NPO、NGOの活動の展開は、そこから生み出された新しい活動である。
5 現代の日本の大都市は一つの「リスク社会」を形成しており、地震の活動期を迎えている今日、新たな文明論的課題を提示している。

報告書

(5件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (13件)

  • [文献書誌] 岩崎 信彦: "阪神大震災は天災だったのか、人災だったのか -責任を受け止めるということ-"神戸大学<震災研究会>編『大震災を語り継ぐ』神戸新聞総合出版センター. 第5集. 236-267 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岩崎 信彦: "市民社会とリスク認識-阪神大震災の意味するもの-"社会学評論. 208号(未定). (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Nobuhiko Iwasaki: "Was the Great Hanshin Earthquake a natural calamity or a man-mode disaster ?"The Great Hanshin Earth Quake Study. No. 5. 236-267 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Nobuhiko Iwasaki: "Civil Society and Risk Consciousness"Japanese Sociological Review. Vol. 52, No. 4. (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岩崎 信彦: "阪神大震災は天災だったのか、人災だったのか-責任を受け止めるということ-"神戸大学<震災研究会>編『大震災を語り継ぐ』神戸新聞総合出版センター. 第5集. 236-267 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 岩崎 信彦: "市民社会とリスク認識-阪神大震災の意味するもの-"社会学評論. 208号(未定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 岩崎信彦: "被災者の意識の展開と構造"阪神・淡路大震災の社会学2 避難生活の社会学. 192-206 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 岩崎信彦: "復興「まち壊し」土地区画整理事業は今回で終りに"阪神大震災研究4 大震災5年目の歳月. 224-252 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 徳田剛: "被災住民の生活再建は進んでいるか"阪神大震災研究4 大震災5年目の歳月. 165-199 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 今井信雄: "さまざまな「震災モニュメント」が意味するもの"阪神大震災研究4 大震災5年目の歳月. 298-312 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 徳田 剛: "阪神大震災4年目の地域状況-神戸市長田区鷹取東における住宅再建とまちづくり-" 社会学雑誌(神戸大学社会学研究会). 16. 109-117 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤 亜都子: "阪神大震災4年目の被災生活-神戸市長田区鷹取東地区の実状" 社会学雑誌(神戸大学社会学研究会). 16. 118-131 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大原 径子: "阪神大震災4年目の生活再建造予定-神戸市長田区鷹取東地区における事後研究" 社会学雑誌(神戸大学社会学研究会). 16. 132-146 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2025-11-20  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi