研究課題/領域番号 |
10610225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
高嶋 一敏 弘前大学, 生涯学習教育研究センター, 助教授 (40125448)
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研究分担者 |
藤田 昇治 弘前大学, 生涯学習教育研究センター, 助教授 (50142089)
佐藤 三三 弘前大学, 教育学部, 教授 (00048597)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 介護問題 / 高齢者教育 / 生涯学習 / 保健・医療 / 生活支援ネットワーク / 生涯発達 / 地域福祉 / 自立 / 医療・保健 / ボランティア / 介護 / 少子高齢化 / 地域 / 介護保険 / 福祉 / 高齢化社会 |
研究概要 |
1、「少子高齢化社会」の到来を迎え、地域社会の生活条件に即して介護問題に対処することが求められている。それには、介護に直接関わる福祉・保健・医療の他、教育的な課題も重要なものである。 2、要介護状態になる契機としては脳血管障害によるケースが多く、いわゆる生活習慣病の克服が重要な課題となっている。要介護状態におちいらないようにするための、準備学習が必要である。また、家事を含め日常生活を営む基本的な技能の習得、自分の生活を主体的に担う、自立した生活の確立が学習課題として設定できる。そこでは、生涯発達ということについての理解が不可欠である。さらに、介護保険法施行直前の住民の意識調査からは、法律の内容について約半数の人がよくわかっていないことが明らかになり、重要な学習課題となっている。 3、介護問題が深刻化する中で、女性に介護の負担がのしかかっている。仕事を辞めたという事例もあった。介護疲れを緩和するためにも、学習やスポーツ・文化活動などの生涯学習の機会確保が必要である。地域社会において「生きがい」のある生活を送ること、即ち生活主体としての学習課題が設定される。 4、住民へのアンケート調査では、介護を行っている自分自身の健康・体力の低下が強く危惧されている。社会的に介護を行ううえでの条件整備が必要とされている。地域社会の中で、、要介護者・介護者の生活を支えるボランティア活動などの生活支援のネットワークの構築が必要とされている。
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