研究課題/領域番号 |
10610250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
阿部 彰 大阪大学, 人間科学部, 教授 (90054832)
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研究分担者 |
阿部 彰 大阪大学, 人間科学部, 教授 (90054832)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 学習環境 / 教育条件整備 / 合唱関連行事 / 感性 / 学習空間・場 / 包括性 / イメージ分析 / 継続記録観察 / 継続観察記録 / 学習空間 / 学校空間 / 学校・地域運動会 / 合唱コンクール / 包括的学習環境 / 非可測的情報 / 学習条件整備 |
研究概要 |
豊かな「学習空間」が「感性」の醸成に必要不可欠であり、その基盤の上に、知的、創造的な展開がなされるとともに、「いのち」や生活の持続性や「幅広さ」が保証される。このことを、学校及び地域における具体的な事例の分析を通じて裏づけることが、本研究のねらいであり特色である。 このため、本研究では、さまざまな「学習空間」に、複数のビデオカメラを設置し、人間行動の実態を多方向から連続的に記録、分析し、従来の視点とは異にする立場から望ましい学習条件を探ることを試みた。いわば、本研究は、「裏窓」から見た「学習空間」の生態学である。 本研究では、全国規模での実態調査をふまえて、研究の方法と精度を高めるために、とくに、合唱の実施課程に焦点をしぼって事例研究を実施した。 1 全国規模での実態調査 規模、地域性(農漁山村部、都市部)を勘案して、下記の内容に関わる調査(アンケート調査・実地調査)を行った A「学習空間」の実態 (1)物理的空間:生活空間としての校地・校庭・校舎・教室 (2)時間的空間:業間時間(遊び時間、休憩時間、放課後) (3)人的空間:対人関係、交流を促す場と機会 B「学校・地域運動会」の実態 C「合唱関連行事」の実態 2 中学校における合唱関連行事の準備、実施課程における生徒の行動を複数のビデオカメラにより収録し、その分析を通じて、主題へのアプローチを試みた
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