研究課題/領域番号 |
10610270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
大膳 司 琉球大学, 生涯学習教育研究センター, 教授 (60188464)
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研究分担者 |
背戸 博史 琉球大学, 生涯学習教育研究センター, 講師 (50305215)
井上 講四 琉球大学, 教育学部, 教授 (50136024)
芳澤 毅 琉球大学, 法文学部, 教授 (90044841)
西本 裕輝 琉球大学, 法文学部, 助手 (20301393)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | リフレッシュ教育 / 知識 / 技術 / 沖縄県 / 労働者 / 大学 / 学習環境 / 短期集中型講座 / 動機調査 / 講義評価 / 総合評価 / 学習動機 / 知的好奇心 / 生涯学習社会 / 社会人遊学 / 企業 / 職業人 / 学部課程 / 大学院修士課程 / 大学院博士課程 |
研究概要 |
当該研究期間中に、以下の5つの知見が得られた。 (1)「リフレッシュ教育」とは、一般には、「職業人を対象として、職業上の知識・技術の新たな習得やリフレッシュのために、大学院などの高等教育機関において行う教育」である。 (2)沖縄県におけるリフレッシュ教育の現状は、学習自体の重要性は認識されながらも、「働きながら学ぶ」という行為が思うようには実現していないといったところである。 (3)上記のような状況である理由としては、第一に、学習を積極的に展開するための企業内・社会制度が整備されていないこと、すなわち、送り出し側の条件の未成熟であり、第二に、受け入れ側の大学(ここでは琉球大学)に、社会の学習ニーズに対応した内容・方法の学習環境が十分用意されていないということである。 (4)琉球大学におけるリフレッシュ教育はある程度の成果をあげている。例えば、「大学院入学前有職」群、つまりリフレッシュ教育の対象となる群で、他の群に比べて、教育に対する満足度はもっとも高いし、しっかりとした目的を持って、自ら進んで入学くるという意思の強さ、学習意欲がうかがえるし、高い能力を身につけてたと自己評価している。 (5)大学院での学習体験から、社会人が大学院教育を有意義に受けるために、どのような問題があるか質問したところ、「大学院制度のあり方」「教員のあり方」「施設・設備」「学習支援体制」「教育内容・方法の検討」「授業開講のあり方」「進学に際しての学生側の問題」「単位互換制度」「職業を続けながら就学が困難」「時間の問題」「金銭の問題」「職場の問題」の12種類の問題点が指摘された。
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