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私立学校の自主性と公共性に関する比較調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 10610283
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関京都女子大学

研究代表者

上田 学  京都女子大学, 文学部, 教授 (60103834)

研究分担者 小松 郁夫  国立教育研究所, 教育経営研究部, 室長 (10130296)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードイギリスの私立学校 / 独立学校 / 校長 / 理事会 / 財務担当者 / 独立学校の全国組織 / 研修 / 理事公 / 私立学校 / 連合王国(英国) / 学校種別 / 児童生徒別 / 地域別 / 男女別 / 学校規模別
研究概要

現在、英国にある私立学校(独立学校)は約2300校を数え、義務教育段階の児童・生徒の約8%に教育機会を提供している。しかし就学年齢と修業年限、学校規模、授業料などの面から見ると、その実態は多様を極めている。
これに対し、米国の私立学校は学校数で約25%、児童・生徒数で約8%を収容している。そのうち約75%がカトリックないしはその他の宗教的背景をもっている。
両国とも、私立学校にたいして公的補助金は支出されていない。そのため公的な監督を受けることはないが、しかしそれは私立学校があらゆるものの干渉を排除して、独立独歩の経営を行っていることを意味するものではない。例えば英国の場合、学校組織や校長、財務担当者などの全国組織があり、これが私学全体の評価と威信を確保するため、経営に関するガイドラインを設け、また個別の学校からの要請に応えて指導助言を行っている。同時に円滑な私学経営と校長等の能力の開発のために、全国組織が研修機会を提供していることも注目に値する。その意味で、私学は公権力からは独立しているものの、同業組織に大きく依拠している実態が明らかになった。
今後は、私立学校が公的補助金を受けないで運営できる財政的な背景を検討する必要がある。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 上田 学: "School Governance : its comparison of experiences in Japan and UK"『京都女子大学大学院博士後期課程開学記念論文集』. 20-26

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ueda M.: "School Governance : its comparison of experiences in Japan and UK"Kyoto Women's University, A Bulletin of the Post-graduate Course for Educational Studies. (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 上田 学: "School Governance:its comparison of experiences in Japan and UK"京都女子大学大学院博士後期課程開学記念論文集. 20-26

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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