研究課題/領域番号 |
10610310
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学(含民族学・民俗学)
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研究機関 | 東京国立文化財研究所 |
研究代表者 |
中村 茂子 東京国立文化財研究所, 芸能部, 民俗芸能研究室長 (10099921)
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研究分担者 |
桜井 弘人 飯田市, 美術博物館, 学芸員
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 花祭り研究会 / 祭文 / 呪文 / しずめ / 鬼 / 大神楽 / 祈願 / へんばい / 火の王 / 水の王 / 花祭り / 土公神祭文 / 宝数え / 翁猿楽 / 東栄町 / 豊根村 |
研究概要 |
本研究は、平成9年度(1997年)に立ち上げた「花祭り研究会(伊藤善夫・桜井弘人・武井正弘・中村茂子による)」が、最初に着手した「文書史料に基づく花祭り研究」の成果である「花祭りの信仰圏-小林花祭りを中心として-」(「民俗芸能研究」第25号)、「花祭りの舞・構成と意義」(『芸能の科学』26)を踏まえ、花祭り伝承地域に所蔵されているさまざまな文書史料(祭文・呪文等)の追加収集を行うことから始まった。それら収集史料の中から選別した新史料について翻刻・註釈を行い、その内容を分析することで、現行花祭りの次第中に、かつてどのような目的で使用されていたものであるかを追究し、江戸時代末期に中断した集落合同の式年祭である大神楽から、各集落の花祭りへ定着した過程を考察、花祭りの芸能史的位置づけを行うことを最終目的とした。 代表者が、「花祭り研究会」の協力を得てまとめた成果は、次の3本である。花祭りの演目中最も重要なものとして伝承されている「しずめ」の考察、鬼の芸能の代表としてあげられる「花祭りの鬼」に関する考察、奥三河と呼ばれる山国の人々が、一年を無事に暮らすために花祭りにかけた「祈願」に関する考察である。
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