| 研究課題/領域番号 |
10610346
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
日本史
|
|---|
| 研究機関 | 園田学園女子大学 (1999-2000)
園田学園女子大学短期大学部 (1998) |
|---|
研究代表者 |
五島 邦治 園田学園女子大学, 国際文化学部, 助教授 (80269886)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
| 配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
|---|
| キーワード | 公卿補任 / 公卿 / データベース / 官職 / 補任 / 叙位 / 官職補任 / 補任表 / 個人データ / 位階 |
|---|
| 研究概要 |
前年度までに、すでに『公卿補任』データのうち、延暦元年(782)から寿永2年(1183)の間の(1)公卿データ、桓武天皇治世から白河天皇治世までの(2)補任データ、(3)叙位データ、(4)事項データを予定通り入力した。これらのデータ入力によって、入力ミス、構成の変更、データそのものの矛盾、電子化することによる問題点が予想以上にあることがわかったので、今年度はまずデータの校正、異本との校合、データの見直しや追加、という作業から開始することになった。
いっぽうデータベース・ソフトを使用して、『公卿補任』データベースがどのような新しい情報を提供できるか、という本研究の最終目標を実験的に行った。その結果おおよそ次のような内容を画面で表示することができた。
A.個々の公卿の個人情報 一公卿の官職経歴・叙位経歴・事項を一画面で表示。
B.官職補任一覧 公卿の官職以外のすべての官職についても、一覧表を作成。
C.事項の検索 公卿に関する重要な記事や事件、賞罰などを一覧で検索。
D.官職を補任年・解任年から検索 ある年月日に補任もしくは解任された官職一覧を表出。
E.官職を現任で検索 ある年の現任の官職を一覧で表出。
F.叙位年から検索 ある年に叙位された人物と位階を表出。
G.特定年の位階を検索 ある年の人物と位階を一覧で表出する。
H.事項を発生年月日から検索 ある年に起こった事件や事項をすべて表出。
I.ある年の個人の情報 ある年のある公卿の年齢・位階・官職を検索。
J.ある年の特定の官職の人名を比定 ある年のある官職は誰かを検索。
K.ある官職の補任時の位階を求める ある官職が何位のときに補任されているかを一覧。
以上の結果により、『公卿補任』データベースの構築が、目的どおり基本的にできたと考えている。
|
