研究課題/領域番号 |
10610372
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
和田 廣 筑波大学, 歴史人類学系, 教授 (00041848)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 宦官 / 宮廷宦官 / 寝室長官 / 儀典長 / 宦官総主教 / 聖人列伝 / 聖ラザロ修道院 / ビザンツ帝国 / ユスティニアヌス法典 / 聖職者宦官 / 修道士宦官 |
研究概要 |
1999年(1)宮廷宦官の称号及び官職の解明、 (2)側近としての寝室長官の政治的役割の解明、 (3)宦官儀典長の儀式における諸役割の解明、 (4)女性専用宮殿における宮廷宦官の実態 2000年(1)八名の宦官総主教(コンスタンティノープル)、宦官府主教及び宦官主教の経歴(聖人列伝より)の解明 (2)宦官修道士及び聖ラザロ修道院の解明 2001年ビザンツ帝国における宦官制度は、次の二つの因子により支えられている。 (1)宦官は、奴隷、犯罪人、捕虜及び貧民の子供である。しかし、宦官になると、侍従となり、自由身分となり、同時に宮廷宦官として諸特権を得た。 (2)宮廷宦官が皇帝の信頼を得ると、宦官は富と権力を得る機会を得た。
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