研究課題/領域番号 |
10610423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国文学
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研究機関 | 実践女子大学 (2000) 静岡大学 (1998-1999) |
研究代表者 |
横井 孝 実践女子大学, 文学部, 教授 (60166866)
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研究分担者 |
上野 英子 実践女子大学, 文学部, 専任講師 (60205573)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 山岸文庫蔵公条本源氏物語 / 穂久邇文庫蔵覚勝院抄 / 三条西家の源氏学 / 源氏物語古注釈 / 源氏物語の本文 / 注釈書のデータベース化 / 公条本 / 覚勝院抄 / 書入れ注記 / 本行本文 / テキストデータ / データベース化 / 注釈と本文 / 三条西家源氏学 / 冷泉家との交流 / 連歌師の源氏受容 / 僧侶の源氏受容 / 実隆 / 尭空説 / 三条西家関連本文 / 源語類字抄の類 / 室町期の享受形態 |
研究概要 |
本研究は、源氏物語古写本(山岸文庫蔵公条本源氏物語と穂久邇文庫蔵源氏物語間書〈覚勝院抄〉)における物語本文と、そこに書入れられた注(書入れ注記)とを総合的に分析することによって、源氏物語享受の様態を明らかにし、併せて、書入れ注記データベース化の可能性を模索するという方針で続けられてきた。 最終年度に行った作業は、以下の通りである。 1 両本における書入れ注記の成立過程と、そこに記された注記の位相を分析し、それぞれ論文にまとめた。 2 覚勝院抄の翻刻をし、データベース化のための書入れ注記の分類を行った。 3 前記1・2をもとに、それぞれデータベース化にむけての試案を提示し、併せて問題点の洗い出しを行った。 4 前記1・2・3をまとめて、報告書を作成した。
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