研究課題/領域番号 |
10610509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
その他外国語・外国文学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
堀田 英夫 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (90128637)
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研究分担者 |
江口 正 愛知県立大学, 外国語学部, 助教授 (20264707)
原田 邦夫 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (20094344)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | スペイン語 / CALL / HTML / 外国語教育 / 対照研究 / CAI / subject |
研究概要 |
1.日本語話者のための外国語教材とするため、日本語と学習言語スペイン語との対照研究を行い、特に、主題+述部構造と主部+述部構造に着目して両言語の構造を調べた。日本語では主題にできるのにスペイン語では主題にできない名詞句がある。この違いが日本語話者によるスペイン語発話の中で、スペイン語では主題にできないものを主題にしてしまっている文例に観察できた。 2.CALL教室で使用できる初級スペイン語用教材ソフトをHTMLによって作成した。現時点でのハードやシステムの条件下で、かつ、外国語教育にたずさわる者が作成しうる教材として、いくつかの困難点を克服し、利点を生かす工夫を明らかにすることができた。(1)各課の本文、文法解説、練習問題は、リンクによって関連付けられている。(2)GUIを用いることによって使い方を特別に教える必要はない。学習者は、簡単に何度でもネイティブの発音を聞くことができる。(3)フレームによってスペイン語と日本語を同時に表示する。(4)文法解説では、日本語による説明の他、リンクによって変化表や例文を提示し、図形や動画を使って文法事項の説明をわかりやすくしている。(5)フォームを利用して、正解を選択する形式の練習問題を作成した。和文西訳では、音声ヒントを用意した。 3.本年度CALL教室におけるスペイン語初級の授業で学生に使用させた。2回の記名アンケート調査、期末試験成績などで受講生の反応を調べたところ受講生に好評であった。 4.(1)対照研究の継続とその成果を教材に盛り込むこと、(2)インタラクティブな部分をさらに工夫すること、(3)中級以上の教材作成を考えることが今後の課題である。
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