研究課題/領域番号 |
10610530
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
逸身 喜一郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40107420)
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研究分担者 |
根本 和子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助手 (50313185)
片山 英男 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70114436)
川崎 義和 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助手 (70214632)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 西洋古典学 / ギリシャ・ローマ文字 / エポス / 叙事詩 / ヘクサメトロス / ギリシャ ローマ文学 / ギリシャ・ローマ文学 |
研究概要 |
過去3年間に引き続き、ギリシャ・ローマを通じてのエポス(すなわちヘクサメトロスにのせて書かれた詩の総称)の全容をとらえるべく、従来、顧みられることの少なかった作品群の調査がすすめられた。ホメーロス以前を考慮の外においてもエポスの歴史はきわめて長い。いわゆる古典世界を越えて中世に入り込む。しばしば忘れられがちであるが韻律はジャンルを規定するのみならず、文法と並ぶギリシャ語・ラテン語の規範であった。研究分担者以外にも大学院生の協力を仰ぎ、個々の作品の読解につとめる一方、ジャンル全体の特性を把握すべく、作品相互の関係を明らかにすることに格段の配慮をした。その成果は別冊子の「成果報告書」に表されている。以下、そのあらましを記す。 研究代表者である逸身喜一郎は、エポスの下位区分を問い、とりわけ「教訓詩」というジャンルを通覧してその特徴を探るべく努めた。そのサーヴェイが巻頭に置かれている。さらに東京大学西洋古典学研究室ならびに逸身の演習に出席したことのある哲学研究室の大学院生諸君に、上記の研究課題に沿って7つのエポス作品を叙述するよう頼んだ。科学研究費補助金の性質上、大学院生は研究分担者にはなれないけれども、エポスの多様性の理解に裨益するところ大と判断したためである。最後にエポスの広がりを具体的に把握できるように、ギリシャ・ラテンを通じて、ヘクサメトロスにのせて作られた全作品のリストを添えた。
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