研究課題/領域番号 |
10630095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
米山 高生 京都産業大学, 経営学部, 教授 (00175019)
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研究分担者 |
宮下 洋 京都産業大学, 経営学部, 教授 (80166173)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 保険 / 産業組織 / 損害保険 / パネルデータ / 計量分析 / パネルダータ / 計量経済分析 / 戦後日本 / 産業組織論 / 効率性 / 規模の経済 / 構造変化 |
研究概要 |
産業組織論研究は、必ずしも新しい研究領域ではない。しかしわが国の損害保険業を対象とする本格的な産業組織論研究は極めて少なかった。本研究は、わが国の戦後の損害保険産業について本格的な計量分析を試みることにより、これまでの研究史の間隙を埋めることを目指した。 従来の損害保険産業研究において、産業史的な研究やクロスセクションデータによる計量分析による研究は存在する。しかし戦後全体をみわたした長期的な産業分析はかならずしも多くなかった。本研究では、出来る限り戦後全体にわたってデータを収集し、かつ個別企業ごとのデータにも目を配ることにより、戦後の損害保険産業の全体像を客観的に把握するようにつとめた。そのためにわれわれが採用した方法は、損害保険産業のパネルデータを作成し、それを使って記述統計、および計量分析を行うことであった。 本研究による成果は、次のとおりである。 (1)パネルデータを用いて計量分析を行った結果、わが国損害保険業の長期的な産業組織的特質が明らかになった。 (2)パネルデータによる記述分析により、個別企業の過去の戦略を論ずる際に利用できるような興味深い結果が得られた。 (3)同じ規制産業であった生命保険業の産業組織的特質との比較が可能となった。 1999年末から急激に損害保険産業の再編成が進んでいる。われわれが分析対象とした戦後の損害保険産業組織をめぐる諸制度が急速に変化し、それとともに産業組織的特質が急激に変化している時期である。今後数年のデータを付け加えることにより、将来において、現在の産業再編成の分析をする予定である。
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