研究課題/領域番号 |
10640072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 猛 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助手 (60252219)
佐藤 猛 (2000) 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助手 (51579851)
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研究分担者 |
向井 茂 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (80115641)
梅村 浩 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (40022678)
佐藤 肇 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (30011612)
吉川 謙一 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助教授 (20242810)
小林 亮一 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (20162034)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | G構造 / モジュライ空間 / 特殊関数 |
研究概要 |
代数多様体のモジュライ空間として現れる複素多様体を一意化することを考え,explicitな形で記述することを目指した.具体敵にはホロックス-マンフォード束に付随したアーベル曲面(すなわち偏極のタイプが(1,5)のアーベル曲面)のモジュライ空間>A_5を対象とした.それは向井-梅村がすでに示したようにSL(2,C)軌道の同変コンパクト化として表れる3次元ファノ多様体U_<22>と双有理同値である.もっとくわしく,つぎの様なことが示せる.すなわちG_5⊂PGL(2)を正二十面体群とし自然な埋めこみPGL(2)⊂P^3を考える.P^3上の60点(それらはG_5軌道である.)をブローアップさせた空間P^3をG_5×G_5で割った商空間がA_5の佐武コンパクト化の特異点解消と同型になることがわかった.このばあいはすでにA_5を一意化する微分方程式系が決定されている.その他の偏極のタイプのアーベル曲面のモジュライ対してもほぼおなじ記述が可能である.
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