研究分担者 |
植村 英明 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (30203483)
安井 孜 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (60033891)
大川 哲介 広島工業大学, 工学部, 助教授 (60116548)
竹内 義浩 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (10206956)
田原 賢一 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (00024026)
安本 太一 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (00231647)
小谷 健司 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (60273299)
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研究概要 |
1.古川靖邦(愛知教育大学・教育学部・教授) (1)リー群のホモトピー正規性に関する問題をホモロジー環の積を用いて解決した.このために,リー群の(コ)ホモロジー環の構造を表す生成元の様子を調べた.(2)コンピュータを用いてトポロジーの研究を行なった。特にAtiyah-Todd数とMiinor-Kervaire数について研究した. 2.大川哲介(広島工業大学・工学部・助教授) CW complex及びCW spectraの局所化,局所化関手の分類問題,Phantom mapの性質に関する問題,CW complexの間の全射,単射に関する問題を研究した.特に,基点を考えないCW complexのホモトピーカテゴリーで,全射でありかつ単射なる物は,向形射であるという結果等を得た. 3.安井孜(鹿児島大学・教育学部・教授) 位相多様体間,可微分多様体間の埋め込み問題を障害理論を用いて研究した.具体的には(1)多様体間の写像が埋め込みで近似できるためのHaefligerの障害を具体的に記述することに成功した.(2)写像の埋め込みによる近似の存在と分類のために障害を調べた,(3)Haefligerの障害と移入写像の関係を調べた.この結果,Haefligerの障害が消えるならば,写像がStongの意味で埋め込みと同境であることがわかった.
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