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オブジェクト指向・ネットワーク分散オンライン環境の開発

研究課題

研究課題/領域番号 10640263
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関京都大学

研究代表者

坂本 宏  京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80178574)

研究分担者 中野 逸夫  岡山大学, 理学部, 教授 (90133024)
田村 詔生  新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (00025462)
笹尾 登  京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10115850)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードオブジェクト指向 / ネットワーク分散 / オンラインシステム / C++言語 / Java言語 / オブジェクト永続性 / クラスライブラリ / データ収集システム / オンラインプログラム / VME / GUI / オンライン環境 / 高エネルギー物理実験
研究概要

オブジェクト指向・ネットワーク分散オンライン環境をKONOEの愛称で開発してきた。ネットワーク分散であることはオブジェクト永続性を必要とする。開発のメインテーマはオブジェクト永続性の実装にあった。それらを含め、オンライン環境を構成する非常に広い範囲のカテゴリーにわたりクラスライブラリーの製作を行ってきた。大部分のクラスはC++言語で記述されている。特にグラフィカルユーザインターフェースについては、当初Javaでの開発を進めてきたが、ほかの部分との一体性の問題などからTcl/TkをベースにC++のクラスでラップする方式を追加採用した。さらに現在はGTK+版も開発が行われている。
開発されたソフトウエアについて性能を評価するために、KEK-PS加速器T473テスト実験のオンラインシステムをKONOEのクラスライブラリーを用いて製作し、実用に供した。CAMACベースで100チャンネル程度の読み出しを行う比較的小規模のデータ収集システムであったが、CAMACの読み出しから、保存、解析、モニター表示などを含め、4台のPCに機能を分散したシステムとして構成した。全体として200Hz程度のデータ収集を実現し、オンライン環境として実用可能であることを確認した。同時に、様々な改良すべき課題も明らかになった。
開発されたクラスライブラリーのソースコードや解説文書、テスト実験で使われたプログラムなどはhttp://konoe.kek.jp/で公開されている。これらはパブリックドメインとして広く自由に利用される。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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