研究課題/領域番号 |
10650006
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
仁田 昌二 岐阜大学, 工学部, 教授 (90021584)
|
研究分担者 |
伊藤 貴司 岐阜大学, 工学部, 助教授 (00223157)
野々村 修一 岐阜大学, 工学部, 教授 (80164721)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 閉じ込め / 量子サイズ効果 / C60 / FSM-16 / C70 / ルミネッセンス / ESR / X線小角散乱 / ゼオライト / メゾ・ポーラス / フラーレン / ナノ構造 / 近視場顕微鏡 |
研究概要 |
(1).ゼオライトFSM-16をホスト物質として、その中の1次元細孔内にゲスト物質としてC_<60>及びC_<70>を内包させることに成功した.(その物質をC_<60>@FSM16およびC_<70>@FSM16と記述する). (2).10Kから室温の間での光ルミネッセンスに量子サイズ効果にもとずくと考えられるピークシフトを観察する事が出来た. (3).X線小角散乱によってFSM-16の周期構造は確認できたが、フラーレンの閉じ込めによる散乱振幅の増加を観察出来るほどにはフラーレンの充填率は上がっていない. (4).電子スピン共鳴の結果はC_<60>@FSM16およびC_<70>@FSM16閉じ込めを示唆している. (5).C_<70>@FSM16はC_<70>の有機溶媒に溶かした折の色とよく似た紫色をしており、C70の閉じ込めを示唆している.
|