研究課題/領域番号 |
10650382
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 湘南工科大学 |
研究代表者 |
佐藤 甲癸 湘南工科大学, 工学部, 教授 (00113001)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2000年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 立体テレビ / 自然な立体像 / 計算機合成ホログラム / 液晶表示パネル / 白色光源 / カラー立体像 / 虚像再生 / システム小型化 / 両眼視差方式 / 船酔い現象 / ホログラフィ / 計算の高速化 / ネットワーク技術 / 再生システム |
研究概要 |
立体像のうち特に両眼視差方式立体テレビによる前方に飛び出す立体像を長時間見ていると時として船酔い現象のような生理現象を生じることは良く知られている。立体テレビのように家庭で子供も含めて長時間鑑賞するものであり及ぼす影響も無視できない。一方空間像を再現するホログラフィは真の立体像を元の空間に再現することが再生可能なために、自然な立体像が得られる可能惟を有する。 本研究では電子的な手法により立体動画像の計算機合成ホログラム(CGH)を作成し、さらに伝送、を行なった後に立体映像をリアルタイムで再生する立体テレビシステムを実現するのが目的である。 そこで本研究ではホログラムの表示デバイスとして高精細な液晶表示パネルを用い、ホログラフィ技術を用いて自然な立体像を鑑賞できるような人にやさしい立体テレビの開発を行う。そのためまずホログラフィを作るには膨大な情報を短時間に処理する必要があり、そのためにネットワーク技術により計算の高速化を実現した。また小型装置でかつ目にやさしいシステムを構成するために計算機合成ホログラムの表示に液晶プロジェクターと通常の白色光源を用いた立体像再生システムを実現した。さらに今年度は虚像再生によるカラー立体像の再生およびシステムの小型化に関する検討を行った。
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