研究課題/領域番号 |
10650532
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高田 邦道 日本大学, 理工学部, 教授 (70059715)
|
研究分担者 |
小早川 悟 日本大学, 理工学部, 助手 (70277383)
岐美 宗 東京商船大学, 商船学部, 助手 (10229734)
藤井 敬宏 日本大学, 理工学部, 講師 (20173388)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | ITS / 端末物流システム / ポケット・ローディング・システム |
研究概要 |
本年度の研究概要は、昨年度までの調査実績から得られた結果をもとに、端末物流実態の現象解析を行った。特に、日別・業種別の利用台数などからみたポケット・ローディング・システムの利用特性の分析や、路上駐車との比較からみた導入効果の検討を行った。路上駐車車両と比較すると駐車時間、ヨコ持ち件数、ヨコ持ち距離ともにポケット・ローディングを利用した方が長く、ドライバーの取り締まり等への安心感を反映した結果となった。 さらに、ポケット・ローディングをシステムとして構築するため、ITS技術の応用やコントロール・センターまで含めたポケット・ローディング・システムの全体構成の提案を行った。ポケット・ローディングは、1ヶ所の設置だけでも効果は認められたが、情報・予約などを組み込むことで、システムとして機能させるとさらなる効果が期待できる。また、各ポケット・ローディングをネットワーク化することにより、利用状況の情報提供、予約システムを構築し、システマチックに機能させれば、うろつき交通の排除、集配送の計画的配送が河能となる。 総合評価の検討では、評価項目や評価主体を含めた評価方法の提案をすると同時に、その評価手法を用いた各評価主体ごとの総合評点の比較案の検討を行った。また、どのくらいの数のポケット・ローディングを設置すれば、荷さばきの伴う貨物車の路上から路外への転換ができるかといった検討も行う。
|