研究課題/領域番号 |
10650608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小林 正美 京大, 工学(系)研究科, 教授 (50109021)
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研究分担者 |
大窪 健之 京都大学, 工学研究科, 助手 (10252470)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 風土 / 自然環境の色 / 歴史・文化環境の色 / 都市現況色彩 / 色彩計画 |
研究概要 |
平成10年度は、「まちなみ景観色彩ガイドプラン作成システム」を構築する上でのデータの収集を目的として、東京都江東区を対象に、風土色と既存建築物の外壁色の現況調査を行い、それに基づいて都市の色彩計画の提案を行った。その要旨は以下の通り。 (1) 地域固有の色を表す風土色については、気候、地形や地質など風土の基本的な条件と直接関係する「自然環境に関する色」と、その地域における人々の生活の積み重ねが色になった「歴史文化に関わる色」という2つの視点を設けて調査を行った。 (2) 江東区の風土色としては、自然環境として土壌、植生、花、空と水を調べ、歴史・文化環境として歴史的建築物、浮世絵、祭り、伝統工芸品、のれん、地名等を調査することで、ベーちいきの風土条件が生み出してきた最も調和のとれた色を読みとり、ベースカラーになる土壌、空などの色、アクセントカラーになる花、祭り、工芸品などの色を抽出した。 (3) 現状の街並み景観色彩を調査した結果、集中的に分布する色が明度6〜7.5、彩度2〜3のYR系とY系であり、現在ベースとして使われている色は、この地域が育んできた風土色よりも彩度が高く、まちの色彩景観に混乱を来していることが明らかとなった。 (4) 調査結果を元に、既存建築物の色彩分布傾向で多く見られる色相を選び、該当する色調の色を風土色の中から選び出すことで、江東区の景観色彩ガイドをベースカラー、サブベースカラー フレームカラー アクセントカラーに分解して提案を行った。
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