研究課題/領域番号 |
10650609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
安田 丑作 (安田 巳作) 神戸大学, 工学部, 教授 (40031124)
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研究分担者 |
末包 伸吾 神戸大学, 工学部, 助教授 (10273757)
三輪 康一 神戸大学, 工学部, 助教授 (10116262)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 地区計画 / 阪神-淡路大震災 / 住宅再建 / 空間構成 / 敷地条件 / 居住水準 / 景観シミュレーション / 住環境 / 阪神・淡路大震災 / 復旧阻害要因 / まちなみ / 配置構成・立面構成 / 街並み誘導型地区計画 / シュミレーション / 街区再建 |
研究概要 |
震災後の住宅再建とまちなみ形成の為の住環境誘導手法の評価を行うことを目的に、神戸市長田区野田北部地区で地区計画の適用された住宅の類型化を行い、そして、類型化による住宅タイプと外部構成、敷地条作の関係に関して考察を行った。その結果、以下の点が明らかにした。狭小敷地における再建では、住宅タイプと外部構成、敷地条件との関係が高くなっており、外部空間にゆとりの空間が無くなっていることを導いた。ついで地区計画の適用された住宅の内部空間構成について考察を行い,特に、住宅タイプ別の公室構成、私室構成、動線の有無、居住水準に着目した.その結果、狭小敷地での再建では、公室にゆとりが無く、内外のプライバシーに問題があることを導いた。さらに,神戸市長田区野中北部地区における1街区を取り上げ、街並み誘導型地区計画とインナー長屋制度を適用して1街区全体を再建した場合の住環境の変化に関して考察を行い,そのの結果、従来型の再建では必要な居住水準が得られないこと、隣地境界からの距離が50cmで地区計画を適用すると街区の密集性が高まる事が明らかになった。
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