研究課題/領域番号 |
10650614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 日本工業大学 |
研究代表者 |
伊藤 庸一 日本工業大学, 工学部・建築学科, 教授 (10049710)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 東アジア / 環境共生 / 立地環境 / 水環境 / 緑地環境 / 環境材 / 伝承技術 / 地域文化 / 採暖方式 / 屋敷配置 / 外観構成 / 環境素材 / 空間構成 / オンドルバン / 廃熱利用 / デチョン / 自然通風 / 雨水貯留 / 湧水共有 |
研究概要 |
本研究は、日本、ならびに東アジアに伝承されている地域に固有の自然環境と共存した環境共生技術を採取、背景としての環境条件とライフスタイルを指標に現代への適用性を検討し、現代的なライフスタイルと共生する環境共生技術を求め、その地域のライフステージに適した環境共生型集住地を計画するための資料作成を目的としている。本年は、(1)これまでに採取した環境共生技術事例、ならびに本年補足調査を実施した環境共生技術の典型事例、および既往の環境共生技術に関する調査事例を集約した。また、(2)本研究は日本建築学会集住文化比較小委員会の研究活動と連携させており、環境共生型の集住地計画に関する公開研究交流会をもち研究成果の交換を行い、その成果を本研究に反映させた。(3)これまでの検討結果を踏まえ、現代に適用可能な環境共生技術を、立地環境と共生する環境技術、水と共生する環境技術、緑と共生する環境技術に整理し、それぞれの環境共生技術がその地域のライフステージにあわせて利用できるように、環境条件・成り立ち・使い方・形・構造についての論述とキーワード、図を加えたシートとし、研究成果として収録した。(4)図解した環境共生技術をパソコンを通して活用できるよう、研究成果をCDROMとしても作成し、さらに日本、東アジアで広く共用できるよう、インターネット上に環境共生技術シートを公開した。
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