研究課題/領域番号 |
10650643
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 奈良国立文化財研究所 |
研究代表者 |
浅川 滋男 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 遺構調査室長 (90183730)
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研究分担者 |
武藤 康弘 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (80200244)
蓮沼 麻衣子 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 研究員 (50300736)
西山 和宏 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 研究員 (10290933)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 竪穴住居 / 空間分節 / 象徴的二元論 / 土屋根 / 天窓 / 炉 / 石棒 / 人工洞窟 / 埋ガメ / 焼失住居跡 / 北方ユーラシア / 縄文住居 / 性差 / 朝鮮半島 / 済州島 / 埋甕 / 貼り床 / ベッド状遺構 / 火の中心性 |
研究概要 |
本研究の報告書は、第I部「竪穴住居の空間と機能」と第II部「焼失住居の構造復原」に大きく分かれている。第I部は住居の内部空間を対象とした論考であり、以下の6章により構成される(カッコ内は執筆者を示す)。第1章「竪穴住居の空間分節」(浅川滋男)、第2章「洞穴遺跡の空間構造」(田邊由美子)、第3章「九州地方における定住開始期の竪穴住居」(古澤生)、第4章「縄文草創期・早期の竪穴住居」(神野恵)、第5章「御所野遺跡の焼失住居にみる内部空間」(高田和徳)、第6章「北米先住民の住居と集落」(武藤康弘)。続く第II部は、焼失遺構から竪穴住居の構造と生活単位を復原しようとする論考であり、以下の4章からなる。第7章「縄文集落遺跡の復原-御所野遺跡を中心に-」(浅川・西山和宏・高田和徳)、第8章「弥生高地性集落の焼失住居-山陰地方の3つの事例から-」(浅川)、第9章「東北・北海道における歴史時代の竪穴住居」(西山・蓮沼麻衣子)、第10章「人工洞窟としての竪穴住居-大原D遺跡SC003の復原研究から-」(浅川)。第I部は空間、第II部は構造に照準を定めており、竪穴住居の理解にとって、両者は相互補完的な役割を担っている。
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