研究課題/領域番号 |
10650677
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・物性
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
岩永 浩 長崎大学, 工学部, 教授 (40039772)
|
研究分担者 |
元島 栖二 岐阜大学, 工学部, 教授 (80021608)
鈴木 邦夫 長崎大学, 工学部, 助教授 (50107439)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
|
キーワード | 複合応力 / カーボンファイバー / 引っ張り強度 / 機械的特性 / 引張り強度 / アルミナファイバー / ねじれ強度 / 熱処理 / アモルファス / 微結晶 |
研究概要 |
市販のカーボンファイバーの破断面強度が複合応力(ねじれと引張り)の下で測定された。即ち、カーボンファイバーは其の軸のまわりの数十回転させた後、引張り測定を行った。破断強度は回転数の増加と共に急激に減少し、破断面も軸に対し傾斜した。低剛性のピッチ系カーボンファイバー(日本グラファトファイバー製:XN-05)の測定結果は、部分的な引張り応力が応力限界に達したときに破断が起こると仮定したときの理論値とよい一致が得られた。この事実はこのファイバーが非晶質であるために等方性であると取り扱うことができた所以である。一方、異方性グラファト層をもつパン系カーボンファイバー(日本カーボン製:M60J)の結果は理論的計算値より低い値となった。
|