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亜熱帯海洋性気候下における工業材料の環境評価及び劣化評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10650712
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 材料加工・処理
研究機関琉球大学

研究代表者

屋良 秀夫  琉球大学, 工学部, 教授 (60045028)

研究分担者 國吉 和男  沖縄県工業技術センター, 研究開発部, 部長
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード亜熱帯海洋性気候 / 環境評価 / 環境因子 / 大気暴露試験 / 工業材料 / 大気腐食 / 海塩粒子量
研究概要

平成11年度科学研究費の補助によって,亜熱帯海洋性気候下における工業材料の環境評価及び劣化評価に関する研究を行った。本年度は、大気暴露試験を中心としてデータをまとめた。大気暴露試験場としては,千葉県の銚子市,沖縄県の宮古島(上野村),西原(琉球大学工学部キャンパス内)の3カ所で,試験材料として,炭素鋼.耐候性鋼,アルミニウム合金,銅,亜鉛,ステンレス鋼(SUS304)の6種類について調査した。
これまでに得られた結果より,暴露7年では鉄鋼系材料では宮古島>銚子=西原の順に腐食が激しく,アルミニウム合金では宮古島>銚子>西原,銅及び亜鉛では宮古島>西原>銚子の順に腐食が大きい傾向になっている。さらにステンレス鋼では宮古島>西原>銚子の順に腐食が激しくなっていることが分かった。特に炭素鋼では宮古島の腐食量が大きくなっている。このことは金属材料によって腐食に関与する環境因子の影響度合いが大きく異なることを示唆している。しかし,どの環境因子が各種金属材料の腐食にどのように影響しているかは不明であるが,今後各種金属材料の腐食量と環境因子との解析に明確になるものと考えられる。
本研究を遂行するに当たって、科学研究費補助金により,百葉箱,直読がいし塩分計,放射温度計を購入した。そして大気環境条件の一部を測定することができ,工業材料の耐食性の研究に役立てることができた。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 屋良秀夫: "塗布式粗面形成法による溶射皮膜の特性"高温学会誌. 第25巻. 268-272 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hideo YARA: "Characteristics of Themal Spray Coating with Paint Type Forming Roughness Method"Journal of High Temperature Society. No.25. 268-272 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 屋良秀夫: "塗布式粗面形成法による溶射皮膜の特性"高温学会誌. 第25巻. 268-272 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 屋良秀夫 他4名: "ノンブラスト前処理による溶射皮膜の特性(第2報)" 溶接学会全国大会講演概要. 第63集. 68-69 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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