研究課題/領域番号 |
10650773
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・化学プロセス
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
河合 是 東京都立大学, 工学研究科, 教授 (00087298)
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研究分担者 |
彌田 智一 東京都立大学, 工学研究科, 教授 (90168534)
松下 末知雄 (松下 未知雄) 東京大学, 総合文化研究科, 助手 (80295477)
鈴木 剛彦 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (50087300)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2001年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2000年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1999年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | metathesis / cross-metathesis / non-linear optical material / σ-π conjugated materials / π-conjugated materials / vinylarenes / vinylferrocene / vinylsilanes / vinylsilane / オレフィンメタセシス / クロスメタセシス / ビニル芳香族化合物 / ヘテロダイマー / Re_2O_7-Al_2O_3(レニア-アルミナ)触媒 / σ-π共役化合物 / シリレンビニレン / ビニルシラン / 6-πハイブリッド共役 / オリゴシリレンビニレン化合物 / レニア-アルミナ触媒 |
研究概要 |
新規なσ-πハイブッリト共役系非線形光学材料をジピニルシラン類のオレフィンメタセシスにより合成する方法について検討した。また、π-共役したフェロセンポリマーは非線形材料として期待されている。フェロセンを骨格に含む新規π-共役系化合物の選択的合成をクロスメタセシスにより新規に合成する方法について研究した。 テトラピニルシラン、ジメチルジビニルシランなどのビニルシラン類を用いて触媒探索、反応条件の詳細な検討を行った。Re_2O_7-Al_2O_3触媒は活性そのものは低いものの温和な反応条件下で選択的にメタセシス反応を進行させることができ、6量体程度までの透明のオリゴマーを得ることができた。生成物は新規なσ-πハイブッリト共役系のオリゴシリレンピニレン化合物であることが確認できた。σ-π共役系分子の電子状態を調べたところ主鎖の有効共役長は3量体程度で留まってしまうことが分かった。 Mo系のSchrock触媒を用いてピニルフェロセンとピニルアレン、ピニルヘテロ芳香族化合物とのクロスメタセシスを検討した。反応は非常に温和な条件下で進行し、いずれの組み合わせでも73〜100%と高い選択率でπ共役した新規化合物を得ることが出来た。高い選択性が得られるメカニズムを提案した。さらに、ジピニルフェロセンとジビニルベンとの反応に適用したところ2-3量体のクロスメタセシス生成物が100%の選択率で得られるという非常に興味深い結果を得た。
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