研究課題/領域番号 |
10650907
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶工学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
奥本 泰久 近畿大学, 工学部, 教授 (50247962)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 溶接変形 / 歪取り / 残留応力 / 残留変形 / 歪矯正 / 有限要素法 / 組立シミュレーション / ヒューマンモデル / ブロック塔載 / シミュレーション / 溶接作業 / 人体負荷 / 作業安全 / ひずみ取り / 非線形FEM / ANSYS / デジタルカメラ / 3D計測 / ブロック搭載 / Jack / 熱弾塑性解析 / 工作精度 / 非線形FEM解析 / ディジタルカメラ / ブロック計測 |
研究概要 |
(1)溶接変形シミュレーション 汎用の熱弾塑性FEM解析ソフトANSYSおよびこれを動かすEWSを導入し、溶接による変形・残留応力をシミュレーションする手法を確立した。 (2)歪取りシミュレーション 非線形有限要素法による歪み取りの解析を行い(ANSYSを使用)、線状および点状加熱による変形量を求める手順を確立した。また、冷間プレスによるひずみ矯正解析を行い、矯正に必要な力量を求めた。 (3)高精度計測法の実用化 市販ディジタルカメラを使って船殻ブロックの形状計測を行い、解析ソフトで3次元形状を求め、計測精度を確認した。実用精度を得るには更なる改良が必要であることが分かった。 (4)組立シミュレーション ニューラルネットワークや遺伝的アルゴリズムなどのAI手法を応用して、ブロック搭載の最適化シミュレーションを行うプログラムを開発した。また、有限要素解析法を使って、船体ブロック搭載時の変形量を求める手法を検討した。 (5)人体モデルによる作業性シミュレーション シミュレーションソフトJACKを導入し、現場の作業者をコンピュータ上でモデル化して(ヒューマンモデル)、組立作業時の身体負荷をシミュレートした。
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