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エチレンにより誘導されるダッチアイリスりん茎の花熟に伴う遺伝子発現

研究課題

研究課題/領域番号 10660033
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 園芸・造園学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

土井 元章  大阪府立大学, 農学部, 助教授 (40164090)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードダッチアイリス / 幼若期 / 花熟 / エチレン / 遺伝子発現 / RT-PCR / 3'RACE / RT-PCT / アミノ酸配列
研究概要

ダッチアイリス'ブルー・マジック'りん茎の茎頂よりRNAを抽出し,Poly Tプライマーを用いてcDNAを合成,PCRにより増幅して,DD法により遺伝子発現の解析を行った.これまで,低温感応性が認められず幼若期にあると考えられるエチレン処理を行っていない小球(9g球)の茎頂のみに発現していた遺伝子の特異的PCR産物(CG-01)に関して,りん茎の花熟との関連を明らかにした.まず,1999年産の高温経過前のりん茎の茎頂では,CG-01の発現量は大であり,大球(17g)でもわずかに発現が確認された.しかし,エチレン処理を行った直後の茎頂では,大球,小球ともCG-01の発現はみられなくなった.低温処理後に開花率を確認したところ,小球では0%,大球でも33%と低く,CG-01が発現していたりん茎茎頂は幼若期にあったことがうかがえた.そこで,夏を経過した後の小球を用いて,3'RACE法によりCG-01の3'末端側塩基配列を決定しようとした.その結果,400bp付近にCG-01の塩基配列から合成したプライマーとアダプターぷライマーの両者で増幅されたPCR産物が検出された.しかし,この塩基配列をCG-01の塩基配列と比較したところ,別の遺伝子のものであった.夏を経過すると,幼若期にある小球でもCG-01の発現が消失することが予想された.

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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