• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

除草剤の「無散布」水準策定のための埋土種子動態研究

研究課題

研究課題/領域番号 10660042
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 植物保護
研究機関茨城大学

研究代表者

佐合 隆一  茨城大学, 農学部, 助教授 (30261746)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード埋土種子 / 除草剤 / 雑草管理 / 雑草害 / 競合 / 水稲 / 防除予測 / 水田雑草 / 雑草発生診断 / 雑草防除
研究概要

わが国の水稲作においては一年生雑草に有効な除草剤が30年近く連用されている。除草剤の性能が十分に発揮できる水田は、埋土種子も減少している水田が認められている。
1998年は25水田の埋土種子量を発芽法により推定し、その動態を調査した。埋土種子の動態を明らかにする方法として、耕起前に表土から採取した一定土壌中に存在する種子量と耕土中〜下層に存在する埋土種子量を比較した。また、埋土種子の増減率は埋土種子量30,000粒が分岐点となり、30,000粒以上では11〜16%、30,000〜10,000粒では11〜6%の減少率であった。
1999年は無防除可能な埋土種子量を検討した。その結果、埋土種子量34,000粒以下では雑草による水稲収量に対する影響は10%以下であった。このような埋土種子量の動態把握の成果より、雑草発生予測を行い、次年度以降の経済的な防除対策プログラムを策定することが可能になった。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 佐合隆一: "水稲栽培における無防除可能な埋土種子量の推定"雑草研究. 45(印刷中). (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐合隆一: "除草剤使用水田における埋土種子の分布と減少率"雑草研究. 45(印刷中). (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Sago R., H. Takahashi: "Quantitative analysis of Soil Seedbank for determination to pause the weed Control in rice cultivation"J.of Weed Science and Technology. 45(Sup)(in press). (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Sago R.: "Weed Seedbank response to herbicides Use in paddy rice fields"J.of Weed Science and Technology. 45(2)(in press). (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐合 隆一: "水稲栽培における無防除可能な埋土種子量の推定"雑草研究. 45(印刷中). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 佐合 隆一: "除草剤使用水田における埋土種子の分布と減少率"雑草研究. 45(印刷中). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi