• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

土壌版レッドデータブックと土壌モノリスのデータベース化に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 10660067
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関国立科学博物館

研究代表者

平山 良治  国立科学博物館, 筑波研究資料センター, 主任研究官 (50124186)

研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードレッドデータブック / 土壌型 / 土壌モノリス / インターネット / データベース / レッド・データ
研究概要

消滅を危惧される土壌や学術的に貴重な土壌に関して全国からアンケートを取り、実態の把握をした。危機的や貴重な土壌型が多数あることが明らかになった。それらは、体系的ではなく様々な段階や状態であった。広がりの基準、消滅度それに学術度の基準などもうけて整理し、土壌版レッドデータブックを作り、それらをインターネット等で一般に公開する。合わせて、種々の危機的にある土壌型を始め多くの土壌モノリスを収集することを目的とする。
データ不足または緊急性の度合いなどを解析抽出して現地調査と土壌モノリスを採取した。土壌版レッドデータブックで、"非常に緊急に対処しなければ消滅する土壌"にランクされている土壌を調査した。沖縄県石垣島の乾性黒色土、鹿児島県黒ボク土のボラ、コラで、現地調査と土壌モノリスを採取。また、赤色土は、古赤色土が日本各地に丘陵地帯に分布している。これらはあまり、報告が来ていない、岩手県、三重県、鹿児島県喜界島、合わせて沖縄県の赤色土それに石灰岩起源の土壌を山口県秋吉台で調査と土壌モノリスを採取した。また、黄褐色森林土の指標断面、さらに非火山性黒ボク土の森林タイプと耕地の土壌を三重県で調査および土壌モノリス採取。
消失していく土壌を標本の形で消極的に残すのは不可欠の条件である。作成にはいくつかの方法があるが、著者が採用した剥離法は、非常によい方法であるが、多湿かつ粘質の条件下では作成が困難である。そこで、作成を検討した。しかしながら、多湿および粘土質条件下で満足できる結果は得られなかった。さらに検討する必要がある。
土壌版レッドデータブックのインターネット上での公開は、取りまとめた土壌に関するデータベースから編集して、国立科学博物館筑波実験植物園のホームページ上で公開した。
URL:http://www.tbg.kahaku.go.jp/Tsukuba_Botanical_Garden/redosoil/hyosi.html

報告書

(4件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 平山良治: "わが国の失われつつある土壌の保全をめざして-レッドデータ土壌の保全-"ペドロジスト. 44. 40-48 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Rryoji, Hirayama: "Conservation of Endangered Soils : Red data Book of Soil in Japan"PEDOLOGIST. 44. 40-48 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 平山良治: "我が国の失われつつある土壌の保全を目指して-レッドデータ土壌の保全-"ペドロジスト. 44. 40-48 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 平山良治: "消滅危惧土壌に関する基礎的研究"ペドロジスト. 45. 10 (2001)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 平山良治: "消滅危惧土壌に関する基礎的研究" ペドロジスト. 44. 10 (2000)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi