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環境ガスが農産物の呼吸反応を抑制するメカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 10660239
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 農業機械学
研究機関岐阜大学

研究代表者

前澤 重禮 (前澤 重のり)  岐阜大学, 農学部, 教授 (70173698)

研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード呼吸速度 / 修正空気 / ミカエリス・メンテン式 / モデリンブ / 生鮮農産物 / 農産物 / 呼吸反応 / 酸素濃度 / 呼吸抑制 / 二酸化炭素 / 収穫後生理 / 環境ガス組成 / ミカエリス-メンテン反応
研究概要

本年度は,エダマメの修正ガス環境下における呼吸速度予測モデルを構築することを目的とし,種々の温度,O_2濃度下でのO_2吸収,CO_2排出速度を通気法により測定した。過去に報告されているMichaelis-Menten酵素反応速度論に基づくモデルに実測値をあてはめたところ,極めて高い適合性が認められた。反応動力学定数K_m,V_<max>がArrhenius型の温度依存性を示したことを考慮し,呼吸速度に対する温度効果についても記述できるようモデルを拡張した。このモデルによって,種々の温度,O_2濃度下でのエダマメの呼吸速度が予測可能となった。つまり、修正ガス環境下におけるエダマメの呼吸速度を予測するモデルを構築するため,種々の温度,O_2濃度での呼吸速度を自動ガス代謝計測装置を用いて測定した結果,以下の知見を得た。
1)種々のO_2濃度下におけるエダマメの呼吸速度は,従来から提案されているMichaeli-Menten理論に基づくモデルによく適合した。
2)得られたエダマメの反応動力学定数V_<max>,K_mはArrhenius型の温度依存性を示した。
3)温度効果についても考慮したモデルは実測値とよく適合し,拡張したモデルにより任意の温度,O_2濃度下におけるエダマメの呼吸速度を予測することが可能となった。

報告書

(4件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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