研究課題/領域番号 |
10670195
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丹下 剛 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (10107667)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 巨核球 / 分化 / トロンボポエチン / C-MPL / 金コロイド法 / 電子顕微鏡 / c-MPL / 免疫電顕 / C-mpl / c-mpl / C-Mpl |
研究概要 |
平成10年度から、ヒトc-MPL (TPO受容体)に対する抗体(mono-1)を使って、トロンボポエチン添加培養でのヒト巨核球のc-MPLの局在を免疫電顕による手法で検討した。免疫電顕の手法として、ABC法によるプレエンベッディング法と金コロイド法によるポストエンベッディング法の両方を比較検討したところ、局在を正確にとらえるためには、ポストエンベンディング法(金コロイドを用いた方)が適していた。しばらく、LR-white樹脂包埋法の習得や、抗体の精度の問題等をクリアする必要があった。抗ヒト成長ホルモン抗体を使用した結果では、多価抗体を一次抗体とし、二次抗体の代わりにマウス金コロイド標識蛋白(BBC社)を使用することで良好な結果を得るこできた。最終的にはこの方法でヒトMPLに対する多価抗体を使って追試したが、明確に所見は得られなかった。 一方、ヒト及びラットの分離巨核球の培養細胞、ヒト及びラット及びマウスの骨髄巨核球細胞を、透過型電子顕微鏡を用いて、未熟から成熟への分化過程を最近の知見を踏まえて観察を続けたが、最終結論を出すために、研究を重ね検討していきたい。
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