研究課題/領域番号 |
10670690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
浦田 秀則 福岡大学, 医学部, 講師 (30289524)
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研究分担者 |
白井 和之 福岡大学, 医学部, 助手 (80268995)
出石 宗仁 福岡大学, 医学部, 助教授 (20131807)
岡部 眞典 福岡大学, 医学部, 講師 (70258531)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | キマーゼ / 組織レニン・アンジオテンシン系 / アンジオテンシンII産生酵素 / 非感染性炎症 / ELISA / 動脈硬化 / 虚血性心臓病 / 組織レニンアンジオテンシン系 / 虚血性心疾患 / 心不全 / 組織炎症 / 組織レニアンジオテンシン系 |
研究概要 |
本研究の当初の目的は以下の項目であった。1.血中ヒトキマーゼのWesternblotによる測定法や生化学的処理による活性測定法を開発。2.その結果と生検組織中のキマーゼ活性と比較することにより血中キマーゼ測定の是非を判定する。3.大量の検体処理の可能なラジオイミュノアッセイを開発。4.各疾患群(高血圧、虚血性心臓病、心筋疾患)の病期別のキマーゼレベルの変化を測定。5.血中キマーゼレベルと疾患別の関連を検索であった。この内、1.と2.は予定どうり終了したが、3.は^<125>I-ラベルのキマーゼが抗体と結合せず断念した。作成したキマーゼ特異的なモノクローナル及びポリクローナル抗体を用いてdouble sandwich ELISA法を確立した.この測定法を用いて種々の臨床検体を測定し、血中キマーゼ濃度は全身性炎症疾患(肺炎、自己免疫疾患等)で高値を示した。軽度の上昇は動脈硬化や虚血性心疾患等で観察され、血中キマーゼ濃度とCRPやフィブリノーゲンとの間には正相関が観察された。したがって、血中キマーゼ濃度は組織炎症の度合を反映するものと考えられた。これらの結果はExperimental Biology'99(Washington DC,USA)にて発表した。(Okamoto T & Urata H et al.Development and clinical application of ELISA for human chymase FASEB J13:A482,1999)現在論文投稿中である。今後は開発されたキマーゼ特異的ELISA法の感度を上昇させ、さらに広く臨床応用が可能になるようにしていきたい。
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