研究課題/領域番号 |
10670712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 福井医科大学 |
研究代表者 |
木川 芳春 福井医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (90143940)
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研究分担者 |
犬塚 學 福井医科大学, 医学部, 助教授 (00135104)
塚原 宏一 福井医科大学, 医学部, 助手 (90207340)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | FBPase / インスリン抵抗性 / 転写調節 / インスリン非依存性糖尿病 / 遺伝的糖新生調節障害 / 培養単球 / 転与調節 |
研究概要 |
1:ヒトFBPase遺伝子の転写制御領域のクローニングとその塩基配列の決定ヒト胎盤からのgenomic DNA libraryより、human FBPase遺伝子プロモーター領域の合成オリゴヌクレオチドをプローブにして、約4kbの転写制御領域をクローニングした。これをpUC118vectorにサブクローニング後、その塩基配列を決定した。 2:この転写制御領域の0.5kbフラグメントにatRA,.9cRAおよびVD3に応答するシスエレメント配列が存在することを、レポーター遺伝子アッセイシステム(Luciferaseベクター系)にて示した。 3:本領域に存在する一つの応答領域fbp-RARE/VDRE(-340 to -326)が、RARおよびVDR両核内レセプター蛋白による転写誘導に機能する、という非常に興味深い結果をレポーターアッセイにより明かにすることができた。 4:これらの結果はビタミンD3や活性型レチノイン酸(atRA,9cRA)の脂溶性リガンドが単球系血液細胞におけるヒトFBPase遺伝子発現の重要なモジュレーターであることを示している。 5:FBPase遺伝子の調節領域において、インスリン反応性塩基配列と想定される塩基配列を、atRA,9cRAおよびVD3に応答する塩基配列の近辺に見いだした。レポーター遺伝子アッセイシステムを用いて、現在さらに検討中である。
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