研究課題/領域番号 |
10670808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
太田 有史 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (20168933)
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研究分担者 |
小松崎 眞 (小松崎 真) 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (30266621)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 神経線維腫症1 / NF1 / プロモーター / Ras / 神経線維腫症 1 |
研究概要 |
COS7細胞にNF1(Neurofibromatosis1)promoter deletion mutantsをH-Ras(V12)とともにco-transfectionしたところ、すべてのconstructsでほぼ7から9倍の上昇を認めた。すなわちCOS7細胞では、このpromoter領域にはRas-responsible elementが存在しない可能性が高いことがわかった。これは、細胞内でRas-GTPレベルの上昇が十分でないとも考えられた。そこで、Ras-GTPレベルがすでに高いことが予想される細胞か、Ras-GTPレベルがRasのtransfectionにより高く誘導される細胞をもちいて実験をおこなうことにした。 H9c2ラット心筋細胞に対して、心筋内のみでしか活性化しないRas-constructをもちいた。この系を使用することにより細胞内Ras-GTPレベルが高く誘導されることが予想された。まず、この系をもちいて最長のNF1 promoter deletion mutantである約4.3kbのSAC construct(-4368to+474)にたいしてoptimizationをおこなった。その結果、control vectorにたいして25倍という最高値をとった。さらに、心筋内のみでしか活性化しないRas-constructをco-transfectionしたところ、さらに1.5倍の上昇がみられた。次に、このoptimizationの条件で、すべてのNF1 promoter deletion mutantsをRas-constructとともにco-transfectionしたところ約600bpの6Ec onstruct(-143to+474)で4.5倍という最高値をとった。
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