研究課題/領域番号 |
10670818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
吉田 弘 旭川医科大学, 医学部, 講師 (40241971)
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研究分担者 |
瀬尾 雄二 旭川医科大学, 医学部, 助手 (00302000)
油野 民雄 旭川医科大学, 医学部, 教授 (30019963)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 磁気共鳴画像 / MRI / 空間解像度 / spacial resolution / 定位放射線照射 / stereotactic irraidation / stereotactic radiosurgery / stereotactic radiotherapy / stereotactic irradiation |
研究概要 |
平成11年度に行った実験経過及び結果は以下の通りである。 1)前年に引き続き、水ファントームを用いてCT及びMRIの空間的な座標のずれを測定した。 2)上記で得られた結果について考察を行った。一片30cm程度のファントームの測定において、CT画像における空間的な歪みは画像のビクセルサイズレベルである1mm未満であり、臨床的に充分許容範囲内であったが、MR画像における空間的な歪みは3mmを越え、かつその歪みは磁場の強弱の影響を容易に受けるため、不均一でかつ数学的な補正は困難であった。 3)今回の実験から以下の結論を得た。定位的放射線治療に際して核磁気共鳴画像(MR画像)を用いる場合に空間的精度としては誤差1mm未満が要求されるが、現時点でこれを克服することは困難である。従って、臨床応用可能なCT画像とMR画像のmatching technique(CT画像を利用してMR画像の歪みを補正する)を用いて、MRI画像の歪みを補正する必要がある。 4)この点について別紙報告書及び論文を作成し、関連学会雑誌へ投稿した。
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